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加齢黄斑変性って?

加齢が主な原因となって引き起こされる加齢黄斑変性。「社会的失明」とも呼ばれるその恐ろしい症状は、視界の中心部が歪んだり、ぼやけたり、部分的に暗くなる、というもの。

ここでは、加齢黄斑変性の原因や対策、予防法などについて解説します。

加齢黄斑変性の原因

目の仕組みについては、ある程度ご存知だと思います。外から入ってきた光(景色)が硝子体を通って網膜に映り、視神経から脳へ。というのが大まかな流れです。加齢黄斑変性は、網膜の中央にある「黄斑」という部分が、何らかの原因によって変形することで発症します。

黄斑は視機能になくてはならない部分。加齢黄斑変性を発症してしまうと、一番見たいところが見えなくなってしまいます。例えば、[この文字]を見つめながら他の文字を同時に読む、ということはとても難しいですよね。読んでどの文字なのかを認識できている範囲は、視神経が過敏である黄斑に映っている部分なのです。加齢黄斑変性によって黄斑が変形してしまことがいかに不便か、お分かりいただけるかと思います。

加齢黄斑変性の原因は主に加齢だといわれていますが、タバコや紫外線もその進行を助長する要因であることが分かっています。喫煙家の方はタバコを控え、サングラスなどで紫外線を防ぐことが予防に繋がります。

加齢黄斑変性の治療は可能?

加齢黄斑変性には萎縮型と滲出(しんしゅつ)型の2タイプがあります。萎縮型は網膜の老化により萎縮してしまうことが原因で、滲出型は、網膜の下にある「網膜色素上皮」という細胞の老化によって、血流が悪くなり、溜まった老廃物で網膜部が盛り上がってしまうというもの。細胞の老化は年齢に完全に比例するわけではないので、30代、40代と若いうちから発症するケースも珍しくはないそうです。

加齢黄斑変性の治療法は主に、以下の4つがあげられます。

  • 光線力学的療法(PDT)
    加齢黄斑変性の最新の治療法です。光に反応する特殊な薬剤を静脈から注射し、眼底にレーザーを照射。手術自体は20分ほどで、盛り上がった網膜部が落ち着くそうです。他の治療法に比べて比較的危険度が少ないことから、現在主流になりつつある治療法です。
  • レーザー光凝固術
    網膜裂孔などの眼底疾患に効果のある治療法。特殊な点眼薬を使って瞳孔を開き、麻酔をした上で、専用コンタクトレンズの上から眼底にレーザーを照射します。手術に要する時間は数分で、麻酔により痛みも感じない治療法です。
  • 黄斑移動術
    黄斑の中心部を、変形していない部分に移動させる治療法。黄斑変性の症状が軽度であれば回復が見込めますが、万が一失敗してしまった場合、物が重なって見えるなどの副作用を発症することがあります。
  • 脈絡膜新生血管抜去術
    変形してしまった黄斑近くの網膜を部分的に切開して、変形の元となっている血管を切除するという手術です。非常に高度な技術を要する手術なので、黄斑の中心部を傷つけて失敗してしまうというケースも考えられます。

加齢黄斑変性の予防法とは

加齢黄斑変性の予防法としては、上で挙げているとおり、タバコや紫外線に気をつけるという点があります。また、積極的な予防法は、サプリメントなどでルテインを摂ること。ルテインの摂取によって加齢黄斑変性の進行を抑制することは難しいと言われていますが、発症のリスクを低減させるという意味でも、日々目に良い栄養素を摂ることが重要です。

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